trosk’s diary

死んじゃった!夫を亡くした妻のブログ。まだまだ人生やりたいことがたくさんあった。これからって時期にパートナーがいなくなった。それでも生きなきゃいけない。人生って過酷。生きなきゃいけないから前を見たい。苦しいんだけど笑いたい。

生き地獄の意味を知る。

もうすぐ誕生日を迎える。

 

1つ歳をとり、その分、夫から遠ざかってしまう気がする。

 

 

いつ死ぬのか知っていて生きる、なんの使命を背負っているのか知って生きる

目的を果たすために生きる

 

 

どれだけましだろうか。

 

達成できない途方もない目的だとしたら、やはり生き地獄なのだろうが

 

しかしがんばる理由があれば気力が生まれる気もする。

 

 

 

このまま過ごしていたら寿命は80〜90歳くらいだろうか?

あと50〜60年生きなければならないのかと思うとさらに気力が失せる。

なんのために。

 

 

早く会いたいだけ。

死んでも会えないかもしれないけど

同じ世界にいたい。存在するのなら。

 

 

 

忘れたくない、リアルな日常。

一緒に過ごした日々が遠ざかるのがつらい。

また一日、今日も遠ざかる。

そして一年、二年、自分だけ歳をとっていく。

 

果てしなく、いつまで続くのかわからず、ただ待つだけの日々。

 

 

前を向いているつもりだけど、前に何もない。

 

 

いくら明るく元気になろうとしても、立ち戻ってしまう。

現実はここにあって、何もない。

 

 

 

 

安楽死を受け入れてる国に行こうかと調べた。

 

 

だけど、悪い気がしてしまう。命を自分の意思で終わらせること。

この価値観はこの環境で育ったからついたものかもしれない、悪いこととは言い切れないのかもしれない。

 

でも罪悪感を持って死んだらきっと何か気持ちが残ってしまい、すべてが良いようにはいかない気がする。

それから自分が感じた気持ちを家族にまた味あわせるのかと思うととてつもなく申し訳なく感じた。

だから本気では調べられない。自分勝手にはなれない。

 

 

 

 

自分勝手でいたくないけど、でも自分の感情に浸りたい。

思いっきり泣いて叫ぶ場所もなくて。

 

向き合おうにもできない。

 

生き地獄だよ。

 

 

 

死んだら何があるの、それまでどれくらいあるの、何をしたらいいの。

 

どこがゴールなの。